Speria
2025.10.11

ブライダル産業新聞に取り上げていただきました(2025年10月11日号)

接客音声を自動で解析・文書化するSperiaの取り組みが、ブライダル産業新聞 2025年10月11日号で紹介されました。Speria(東京都港区)は今年、カウンセリングシートへの記入を自動化する「AIカルテ」と、顧客とスタッフの会話音声を自動解析する「AIコーチ」を正式にリリースしました。

同社の専用デバイスで接客時の音声を録音するとカルテが自動生成され、来館動機や提案内容、次回面談の要点などを即座に文章化できます。カルテの内容は企業・施設ごとにカスタマイズ可能で、過去データと照合して推奨する提案や注意点を提示するサポートも行えます。

さらに、サンクスメールやフォローメールの文面案も自動生成され、カルテ内容に基づいたきめ細かな顧客対応を実現します。都内ホテルの婚礼部門では、プランナーの接客分析やコミュニケーション支援、評価に同社サービスを活用し、接客後の事務作業時間を大幅に効率化。新規成約率の8%向上にも繋がったと紹介されています。

ホテルの婚礼部門では、挙式の希望日時やゲスト人数といった基本情報に加え、新郎新婦のこだわりや悩み、プランナーの提案内容とその反応などもカルテに記録できます。カルテ情報に基づき接客の内容や業務熟練度を自動解析し、振り返りを支援することも可能です。

各スタッフの振り返りを集約し、売上や成約に繋がるアクションや提案を分析・共有することで、組織全体のパフォーマンス向上にも寄与します。ブライダル以外にも美容医療やシニアサービスなど多様な業種から関心が寄せられており、カルテやサンクスメッセージの自動生成による業務効率化や、接客の「見える化」が高く評価されています。

代表取締役・仲田真は「顧客データの精度向上や情報共有のスピードアップ、成功事例の共有、研修の効果測定など、様々な課題・ニーズに応えられます。今後はカスハラやクレーム対策、コンプライアンス対応といった現場管理における活用も提案したいです」とコメントしました。

詳細はブライダル産業新聞紙面(2025年10月11日号)をご覧ください。